Wilhelm Furtwängler - fukkokulab collection♪
November 14, 2024
(November 27, 2024 update)
私のコレクションの中では、エリーザベト・シューマンに次いで所有数が多いアーティストです。Polydor戦前録音では最初のウェーバー以外が揃ったため、順次公開していきます。
1930年代中頃までのドイツPolydor録音には回転数が78rpmでない問題があり、ピッチを調整した音源で公開しています。
他のレーベルを含むベルリンフィルのピッチについては、ベルリンフィルのピッチ調査をご覧ください。
ただし、このピッチこそがベルリンフィルであると主張するものではないので、自由に変動させることができるスクリプトを設置しておきます。
Brandenburgisches Konzert No.3, G-dur (J.S.Bach)
後期ロマン派風の大変立派なバッハです。
78rpm再生時ではA面がA=441→438Hz、B面がA=442Hz、C面がA=441→438Hzと内周にかけてピッチ変動がありましたので、公開用の音源は大体同一のピッチに修正してあります。
B面はマイクのバランスなどからも他とは違うセッションかもしれません。
Sing-Akademie, Berlin (1930)
95417 A [ 95417 A 1104 BI 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ] (78rpm再生時:A=441→438Hz)
Brandenburgisches Konzert No.3, G-dur (J.S.Bach) pt.1
das Philharmonische Orchester, Berlin
95417 B [ 95417 B 1105½ BI 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ] (78rpm再生時:A=442Hz)
d:o pt.2
95418 A [ 95418 A 1106¾ BI 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ] (78rpm再生時:A=441→438Hz)
d:o pt.3
November 27, 2024 update
Ungarischer Tanz Nr.1 (Brahms) / Ungarischer Tanz Nr.10 G-dur (Brahms)
ピッチカートの圧力に驚愕。嵐のような疾走感で締めくくられるブラームスです。後年の録音もありますが、当盤には圧倒的な存在感があります。 90190 Bのレーベル上にあるシールの通り、戦後盤です。この時期の録音でフルトヴェングラーの市販された10インチ盤はこの盤くらいでしょうか?
Sing-Akademie, Berlin (1930)
90190 A [ 90190 A 2580½ BH 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ]
Ungarischer Tanz Nr.1 (Brahms)
90190 B [ 90190 B 2587½ BH 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ]
Ungarischer Tanz Nr.10 G-dur (Brahms)
Berliner Philharmoniker
Ungarischer Tanz Nr. 1 (Brahms)
Ungarischer Tanz Nr. 10、G-dur (Brahms)
June 2, 2020
November 14, 2024 update
DAMNATION DE FAUST Marche Hongroise (H.BERLIOZ)
この演奏はもともと復刻盤で聴いていましたが、初めて聞いた日に狂ったようにリピートしていたのを思い出します。ゲルマン的なパッションが楽曲にマッチしています。
Sing-Akademie, Berlin (1930)
95.411 A [ 95411 A 1101½ BI 1 Mechan.Copt.1930 A Fabrique en France ]
DAMNATION DE FAUST Marche Hongroise (H.BERLIOZ)
ORCHESTRE PHILHARMONIQUE DE BERLIN
June 2, 2020
November 14, 2024 update
LES NOCES DE FIGARO Ouverture (W.A.Mozart) / L’ENlEVEMENT AU SERAIL Ouverture (W.A.Mozart)
フルトヴェングラーが劇場で活動していた指揮者だと実感できるレコードです。ライブ感の強く出た、素晴らしいモーツァルト。特に後宮からの逃走・序曲では壮大なドラマが展開されています。
Sing-Akademie, Berlin (November 1933)
35.013 A [ 35013 A 737 BE 1 Mechan.Copt.1933 A Fabrique en France ]
LES NOCES DE FIGARO Ouverture (W.A.Mozart)
35.013 B [ 35013 B 738½ BE 1 Mechan.Copt.1933 A Fabrique en France ]
L’ENlEVEMENT AU SERAIL Ouverture (W.A.Mozart)
ORCHESTRE PHILHARMONIQUE DE BERLIN
LES NOCES DE FIGARO Ouverture (W.A.Mozart)
L'ENLÈVEMENT AU SÉRAIL Ouverture (W.A.Mozart)
November 14, 2024
EGMONT Ouverture (BEETHOVEN)
フルトヴェングラーのベートーヴェンはポリドールでの録音が少ないので残念です。1926年の運命の録音が気に入らなかったようですが。。
フランスのPolydor盤のレーベルを見るとカタログ番号が67.055と、ドイツ盤の67055に対し、間に.があります。
Polydor/Gramophoneはカタログ番号先頭2文字で、高級/通常/廉価盤のカテゴライズを行っていました。フランス盤だとマトリクス番号もレーベルに書いてあってわかりやすいですね。
Sing-Akademie, Berlin (November 1933)
67.055 A [ 67055 A 735 BE 1 Mechan.Copt.1933 A Fabrique en France ]
EGMONT Ouverture (BEETHOVEN) pt.1
ORCHESTRE PHILHARMONIQUE DE BERLIN
67.055 B [ 67055 B 736 BE 1 Mechan.Copt.1933 A Fabrique en France ]
d:o pt.2
November 14, 2024
“Die Hebriden”(MENDELSSOHN ) (“Die Fingalshöhle”) Ouvertüre
個人的にフルトヴェングラーとメンデルスゾーンは相性が良いと考えているのですが、この盤の圧倒的なエネルギーを知ってしまうと、この組み合わせでもっと聞きたい欲が出てきます。
初めて聞いた時にベルリンフィルが普通のオーケストラではない事に気づかされました。
使用盤は傷と反りがありベストではありません。独Gramophone盤も追加購入しましたが、当盤より状態が悪くスクラッチノイズが結構出ていて、日本Polydor盤はさらに盤質が悪かった。。これ以上の収集は止めておきます。
Sing-Akademie, Berlin (1930)
95470 A [ 95470 A 1098 BI 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ]
“Die Hebriden”(MENDELSSOHN ) (“Die Fingalshöhle”) pt.1
dem Philharmonischen Orchester, Berlin
95470 B [ 95470 B 1099 BI 1 Mechan.Copt.1930 Made in Germany ]
d:o pt.2
November 14, 2024