Wilhelm Furtwängler – ETELNA盤の運命

ETELNA盤のフルトヴェングラーの運命を公開します。

ファンには有名な復帰三日目の運命のレコードで、初出DG盤ではなく1960年代中頃に東ドイツのETELNAからリリースされたレコードになります。
盤面に刻印された文字がXXXXXXで後から消されており、よくよくみるXの下にはDGから出た初出のナンバーである18724が刻まれてました。その他、DGのルールに基づいているナンバリングがちらほら見えるので、DGとETELNAはメタル・マスターかメタル・マザーでやり取りをしていて、ETERNAが独自にテープから起こしたのではなさそうです。

– 2018/04/12追記 –
マトリクスが異なる盤があるそうです。元テープが違う可能性がありますが狙って集めるのは無理そうだなぁ。。

おどろおどろしいダ・ダ・ダ・ダーンのイメージが強かったのですが、久々に聞くと違和感がなく、むしろフルトヴェングラーのように運命の主題をド初っ端に印象付けて展開させていく方法が効果的だと感じました。このフレーズをそっけなく流されたのでは味気ないですよね。

shin-pさんのページによると、当時ロシアの影響化にあったDRAによるマグネットフォンの収録だそうで、RIAS収録の録音と比べて情報量が多く、F特性に癖がりません。聴衆によって音を吸われていない残響感で、収録場所に沢山の人が入っている感じはありません。音響的な印象として一般的なコンサートでなくスタジオ録音だと思いました。

参考サイト
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/shin-p/index.htm

Artists Wilhelm Furtwängler (Conductor)
Berliner Philharmoniker
Comporser Ludwig van Beethoven
Title 1) Symphony No.5 in C Minor Op.67
2)  “Egmont” Overture Op.84
Label ETERNA  8 20 280
Matrix 3 H1 -/S    xxxxx x(18724 A) 0203 863  (識別不能な文字 スタンパーナンバー?),
2 11 -/S    xxxxxxx x(18724-2 B)  0203 864 2   5 – A1
Recording May 27, 1947

復刻環境

AD/DA RME ADI-2 Pro
Player CosmoTechno DJ-4500(改造)
Cartridge Denon DL-102
MicPreAmp BEHRINGER MIC2200 Ultragain Pro(改造)
DAW Magix Samplitude Pro X3
Recording Format PCM 32bit float / 384kHz

チリチリノイズが盛大にあったのでカットしてます。
実はこのレコード、二代目です。異種同演は買わないスタンスですが、あまりにもノイズがあったので二枚目を買いました(4年前に一枚目の方を公開してましたがこちらはチリチリがもっとひどかった。。)

そして改めて買った当盤も(一枚目よりマシですが)チリチリのサーフェイスノイズが気になる盤で意気消沈。
三枚目は買う気になれず、割り切ってノイズリダクションで対応することにしました。
普段より強めにかけた結果、アタック時の金管や弦のエッジが取れて平坦になりますが、チリチリがあるよりはマシなはず。

ノイズリダクションの設定を頑張るより、盤質のよいものを見つけるのが正解なんでしょう。
というより、始めからDG初盤買うべきだったかぁ。。勉強代でした。

この音源はややピッチが高く再生されるので、回転数を32.8rpmに落としています。
参考までに、ノイズ除去を軽めにした音源も同梱します。

使用プラグイン

  • FFT-analyzer
  • TDAe EQ2032
  • DeClicker
  • DeCracker

32bit float / 384kHzによる収録とマスタリング

高音質のフォーマットをご希望であれば、 メールにてお問い合わせください。USBメモリでお渡しします。(有料になります)

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