レコードをPCで録音

レコードのPC録音

機材をそろえる

パソコン上で録音するには、オーディオインターフェースとよばれる機材を導入します。
高音質な録音をするのであれば、オーディオインターフェースを使うことをお勧めします。

オーディオインターフェース


UR22 mkIIは24bit / 192kHzまで対応しているオーディオインターフェースです。
SteinbergはソフトウェアのCubaseを開発しているメーカーで、こちらを買うとCubase AIがついてきます。


私はこのADI-2 Proを使ってます。
RMEのADI-2 Proは32bit 768kHzとDSD256の録音再生が可能です。入出力がXLRのなので、RCA-XLRの変換プラグが必要かもしれません。
RME ADI-2 Proは国内代理店で購入するとSound it!がついてきました。
これはRME ADI-2 Pro専用のもので、PCMなら32bit int / 768kHzまで、DSDならDSD256(11.2MHz)まで収録出来ます。

接続してみる


接続の一例です。テープレコーダーをつないだ配線と同じ後世になります。
経験上、フォノイコライザーをどの段階で通すかがポイントになると思いました。

わたしはフォノイコライザーで音を作られてしまうのを嫌い、マイクプリで昇圧後フラットで録音しています。
イコライジングは録音後、調整しながら当ててます。

使用ソフト

録音ソフトはオーディオ・インターフェースにバンドルされているDAWやフリーソフトのAudacityなどが使いやすいと思います。
別でソフトを買ってもよいですが、高価なものがほとんどです。

私はMagixのSamplitude Pro X3 Suiteを使用しています。このソフトは10年ほど愛用しているソフトで、このソフトは使いやすいFFT Filterが搭載されており、例えば200kHz辺りを落としたいときにEQをかけようしても、それができるEQはすくなく、大変重宝しています。
Samplitude Pro X3 Suiteでは、ノイズリダクションも付属しており、レコードを起こすときにうってつけでした。
プロユースのマスタリング・ソフトなので多機能ですが、初めての人には英語版しかないこともあり、とっつきにくいかもしれません。

音出しチェック

機材をつないだら録音を始める前にソフトウェアの設定をします。

ソフトによって違いはありますが「設定」の「オーディオデバイス」 の項目でどのデバイス、入出力のソースを使うかを 選択します。

信号のチェック

トラックをREC待機状態にしてレコードを再生します。信号が来ていると確認できるまでアンプのボリュームは絞っておきます。信号を確認後、アンプのボリュームをあげ、音の出力を確認します。

音が出ない原因としては
・オーディオインターフェースが正しく認識されていない
・ミュート(無音)状態のままになっている
・入出力の設定が間違っている
・ケーブルの配線ミス
・トラックがREC待機状態になってない
などがよくあるパターンです。

録音レベル


録音レベルはピークぎりぎりではなく-10dBFS前後でゆとりをもたせます。
(パツ音によるピークは無視ししてかまいません)
一度レコードを最後まで再生し、レベルの調整終えてから録音をはじめます。

録音のビットレートは24bit以上を推奨します。仕上がりに大きな差が出ます。

編集作業

録音がうまくいったら編集作業に移ります。
( 録音後は作業ファイルを必ず保存します。忘れるとデータが消えることがあります )
ノイズの除去・EQによる周波数特性の調整・音量レベルの調節が主な内容です。

録音後、作業に移る前にオーディオファイルにフェード処理をします。
音源が唐突に開始、終了しないようにする作業で、録音した素材の頭とお尻に対して処理します。

この処理を怠り音楽ファイルを並べるとデジタルクリップノイズが発生することがあります。


曲間の調整やフェード間隔は市販のCDを参考にすると高品質なものができます。

ノイズの除去

突発的なパツ音は手動でカットできます。パツ部分を拡大し、そこだけデリートします。
波形のY軸が0同士の部分をつなぐと綺麗に除去できます。


こういったパツ音やホワイトノイズや持続的なサーフェイスノイズ、ハム音などを除去できるソフトもあります。
念のため、除去前のファイルは保存しておきましょう。

イコライジング

EQ作業はパラメトリックEQやグラフィックEQを使います。EQ処理は経験や感性を必要とするエフェクトです。

いたずらにブーストせず適切な帯域をカットしながら調整していきます。
なんとなく操作しているとバランスが偏りがちになるのでどういった音にしたいか指針を決めてから作業に入ります。

処理前の音と比較して作業するとうまくいきます。

音量レベルの調整

EQ処理後、音量レベルを調整します。

アナログ音源の場合、もともとコンプレッションされているので再圧縮はしません。またピークをオーバーするとデジタル・クリップノイズが出るので注意します。

音源のピークが-1dBFS以上になるのが理想ですが静かな曲に対して個別にノーマライズ処理をすると、騒々しく不自然になります。シングルレコードを集めたアルバムを作る場合は注意が必要です。

音源により適正なレベルは異なるので、リファレンス音源と比較しながら大きすぎず、小さすぎずバランスを考慮し、聴き心地の良いレベルを目指します。

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